人間誰しも、やる気に満ち溢れている時もあれば、不安で恐れ慄いている時もあるだろう。
その波がたまになら良いのだが、俺の場合は、一日の間で揺れ動く。
夜寝る前は明日からは頑張ろうと思っていたのに、朝起きてみればやる気がどこかに身を潜めているし、夜不安だったのが朝になれば少し元気になっていたりする。
このコントロールができるようにならなければ、なかなか生きづらいだろう。
この気持ちの波が起きる原因は何なのだろうか?
もちろん、嫌な事があったり嬉しい事があれば、原因は明らかなのだが、原因が分からないことも多い。
自分なりに考えてみると、何も無いという事が、意外と原因になっていると思ったのだ。
人生に何の変化も無いと、俺のように変化を求めるタイプは、余計なことをあれこれと考えてしまう。
その考えが、心にブレを生じさせるのだ。
誰だって自由に生きて、人生を充実したものにしたいと考えている。
しかし、急に自由になれば大きな変化となり、大きな変化は心に大きなダメージを与える。
だから、自分の人生にとってスパイスとなる程度の何かを見つけることができれば、心は安定すると思う。
自由を追い求めれば、考えることも増えるし、考えることが増えれば、気持ちの変動も多くなる。
自分の心と相談して、自分の出来る範囲を見極めた上で、生きていかねばならない。
何でもかんでも自由が良いというわけでもないのかもしれないな。