うつの心を震わせろ〜成功への道標〜

人生について真剣に考えてみる メルカリショップにて著書「作麼生」を出品中です

2022-01-01から1年間の記事一覧

贖罪

人間誰しも過ちの一つや二つあるだろう。 しかし、その過ちを、己という作品のキズのままにしてしまう者と、そのキズすらも己の一部として受け入れる者とがいる。 もちろん過ちの大小もあるだろうが、その違いは何なのだろうか。 一度過ちを犯してしまえば、…

老害ってなんだ?

世の中には少なからず迷惑な老人もいることだろう。 だからといって、何でもかんでも老害という言葉で片付けるのはいかがなものか。 やはり、年齢を重ねている分だけ、年配の方にはある程度の敬意をはらうべきではないだろうか。 老害という言葉は間違いなく…

君の記憶に僕はない、僕の記憶に君は居座る

僕は何者にもなれないまま、息をしなくなるのだろうか。 どうせ僕のことを必要としてくれる人なんて、いないと感じる。 僕は誰の記憶にも残らず、消えていく。 僕は自分だけを満足させて生きていくしかない。 でも、そうやって自分を騙すこともうまくできな…

生きづらい人と繋がりたい

自分と同じような死にたい人と繋がりたいと言うと、どうして死にたいのに人と繋がりたいのかと思う人もいるらしい。 だが、そういう人たちは、想像力や思いやりが欠如している。 何の理由もなく死にたい人などいないのだから、当然死にたい人にはそれ相応の…

愛憎の果てに

近頃、愛することの難しさに頭を悩ませる。 家族、恋人、友達など、愛すべき人はたくさんいるだろうが、正しい愛し方とはどのようなものだろうか。 たとえば、愛する人が誰かに傷つけられたとする。 当然、自分のことのように悲しみ、怒り、相手を憎むと思う…

親と子、為政者と民

親子の関係は、一見フェアではない。 そう言うと、親の立場が強くて子の立場が弱いのだと思われるかもしれない。 しかし、そうではない。 子が正しくないのならば、親も正しくないが、子が正しいからといって、親が必ず正しいかと言われればそうではない。 …

不幸を幸福へ

失敗とは何だろうか。 仕事でミスをしたり、友達を怒らせてしまったり、世の中にはいろいろな失敗がある。 小さな失敗の積み重ねは、そのまま不幸感へと繋がってしまう。 しかし、それらの多くは、成功とまでは言えないにしろ、「失敗ではないもの」くらいに…

★ブログを書籍化しました

この度、当ブログの内容をまとめた本を、文芸社さんから出版させていただくことになりました。 本を出版することは、子供のころからの夢だったので、一つ夢が叶い、とてもうれしく思っています。 それもブログを読んでくださる皆様のおかげです。 本当に感謝…

俺ら田舎さ行ぐだ

忙しない現代に生きていると、ふとのんびりした生活に憧れることがある。 人は道具を生み出して、生活をどんどん便利にしていくが、それによってできたちょっとした時間すらもスキマ時間と呼び、埋めようとする。 昔は歩くしかなかったのが、バスや電車など…

迷子センター

すいません、ここが迷子センターですか? そうですよ、どうされましたか? いやぁ、どうもわたし人生の迷子になってしまったようで。 そうでしたか。あなたの運命の人は、この道を真っ直ぐ行って三つ目の角を右に曲がるといらっしゃいますよ。 ああ、よかっ…

地面に叩きつけられる雨粒のように生まれた僕ら。 最初は全てを見下してた。 でもいつの間にか見上げることしかできなくなった。 あの空に戻りたいって。

想像と現実の違い

想像と現実の間には、もしかしたらさほど違いはないのではなかろうか。 確かに想像から現実に戻った時の虚無感はあるだろう。 しかし、想像と現実のどちらによっても、得られる気持ちは本物のはずなのだ。 結局人間は気持ちしか得られないと考えるならば、想…