人は基本的に束縛を嫌い、自由を求める。
しかし、あまりにも自由であると、全てを自分で決めねばならず、それが面倒に思えてくる人もいる。
それは、まだ自由に対する耐性を持っておらず、未熟であるということだろう。
だから、ある程度自由を制限することで、自分にかかる負荷を小さくする事ができると思う。
果てしない自由を追い求めるには、相当の精神力が必要になってくる。
いきなり自由を解放するのではなく、自身の成長に合わせて徐々に解放していけば、自ずと自由を受け入れられるようになる。
どんなに身体が自由でも、心やあるいは能力に限りがあれば、本当の自由を掴み取ることはできない。
心技体の全てにおいて自由になるために、あえて自身に束縛を与え、己を磨いていこうではないか。