電話を取るのもかけるのも苦手。
心の準備にかなり時間がかかる。
話し始めが苦手。
「あっ」とか「えっ」とか、少し声を出さないと話し出せない。
自己紹介が苦手。
自分の何を話せばいいのか、頭が真っ白になる。
初対面の人の名前を聞いて覚えるのが苦手。
初対面の人との会話ばかりに気を取られて、名前を聞き逃したり、忘れてしまったりする。
テンションを合わせるのが苦手。
仲の良い人でも、最後に会った時の自分のテンションを忘れてしまう。
3人以上は苦手。
話すタイミングが分からなくなる。
感情を出すのが苦手。
後からこうしておけば良かったと後悔ばかりしてしまう。
相手の目を見るのが苦手。
自分の心を読まれる気がして緊張する。
無音が苦手。
図書館や試験会場などの静かにしなきゃいけないところは特に居づらい。
沈黙も苦手。
気まずくなりたくないけど、何を話せばいいのか分からなくて、だんだん沈黙を破れる間ではなくなっていくから、結局空気のようになるしかない。
笑顔が苦手。
意識すればするほど、表情がかたくなっていく。
気を遣うのが苦手。
気を遣っても動きはぎこちないし、逆に迷惑にならないかなど考えすぎてしまう。
大勢の前は苦手。
手足や声は震えるし、汗も出てくる。
一人も苦手。
特に風呂場では嫌なことを思い出したり、悪い妄想をしたりしてしまう。
他にも苦手なことはたくさんある。
でも、それって相手を大切に思っているからだよね。
もちろん失敗して自分が傷つきたくないっていうのもあるだろうけど、きっと相手をきずつけたくない、迷惑をかけたくない、不快な思いをさせたくないって気持ちが人一倍強いんだよ。
そんな優しい人見知りさんたちには、胸を張って生きてほしい。