やる気が無いならやめろっていう人がいる
それはもちろんその通りだと思うが、やる気を出せるような環境でもないくせに、偉そうに言うのはどうかと思う
そもそもとても人に誇れるような仕事でなければ、やる気なんて出るはずもないではないか
世の中には詐欺まがいの仕事だって沢山あるんだから、やる気があるから良いってもんでもないだろ
逆にそんな仕事にやる気を見出している奴の方がどうかしているのだ
もちろん何かをすると決めたならば、やる気を持って真摯に向き合わねばならないだろう
だが、一人でモチベーションを維持するのは難しい
だから、何をするにも達成感ややりがいが無ければ、決して長続きしない
どうしてもやる気が出なければ、自分で選んだ道を変えることも必要かもしれないが、やはりせっかく選んだ道なのだから、そこでの生き甲斐を見出すように努力すべきだ
なぜなら、自分で選んだ道を変えることは、それだけでモチベーションを下げ、最悪自己嫌悪に陥ってしまうからだ
とはいえ、結局ほとんどの人間が、自分は何をしたいのか分かっていないし、分かっているつもりでも行動できていなかったり、考えがグダグダでまとまっていなかったりする
やる気を出す手段はいくつかある
一つ目は趣味を頑張ること
趣味があるなら、そのために仕事を頑張ろうと思えるはずだ
そのかわり中途半端ではダメで、思いっきり楽しめる趣味でなければいけないだろう
二つ目はゴールを決めること
人生には終わりが必ずあるが、それがいつかが分からない
だからしんどいのだ
だったら、自分であらかじめいくつか自分なりのゴールを設定しておいて、ここまで頑張ればご褒美にあれを買おうとか、何ならここまで頑張ればやめるとかでも構わない
三つ目はゆっくりやる気を待つこと
もちろん何もしなければ何も変わらない
誰かに会って新しい価値観を得たり、ネットからいろんな情報を取り入れたりして、焦らずゆっくりやる気が出るのを待てばいい
そうしていれば自分の全精力を傾けられるような何かにきっと出会えるはずだ
とにかく人生は、今この一瞬さえ頑張ればいいという考えで生きていけるほど甘くない
人生は長い
いろんな方法を試しながら、自分に合った生き方を模索していこう
たとえ死ぬまでそれが見つからなかったとしても、精一杯生きようとした自分を誰も笑いはしない