想像と現実の間には、もしかしたらさほど違いはないのではなかろうか。
確かに想像から現実に戻った時の虚無感はあるだろう。
しかし、想像と現実のどちらによっても、得られる気持ちは本物のはずなのだ。
結局人間は気持ちしか得られないと考えるならば、想像と現実のどちらを取ったとしても、大差ないような気もする。
人間は、生理的欲求を除いて、手に入れて満足した物をまだ欲するということはない。
すると、多少は想像によって欲望をコントロールすることができると思われる。
逆に人間がその欲望を満たすことができないものはなんだろうか。
恐らくそれは名声やスポーツ、芸術、学業などに対するものだろう。
それらはいくらあっても満ち足りない。
まさに夢という名の欲望の果てであろう。
つまりは物欲に加えて、美的感覚或いは運動センス、脳の活性化などに働きかけるような欲求を刺激すれば、人は底無し沼にハマったように欲望を満たそうとするだろう。
それはフィギュアであったり速く走れる靴であったり英語の聴き流しだったりするわけだ。
もう、もっともっとが止まらない。