うつの心を震わせろ〜成功への道標〜

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うつと発達障害 TMS治療について

 こんにちは!提灯です。

 私は小学生の高学年から大学生の途中まで、ずっと自分はうつ病だと思っていました。何をやってもうまくいかず、気分が落ち込み、何も楽しいと思えない状況がずっと続いていて、うつ病と診断されてもおかしいとは思いませんでした。しかし、大学4年生の時に、自分は発達障害自閉症スペクトラムのグレーゾーンであることが分かりました。

 そもそも、うつ病発達障害の何が違うかというと、うつ病は周りの環境によるストレスからなってしまう病気であるのに対して、発達障害は、もともと周囲とうまくコミュニケーションがとれなかったり、空気を読むのが難しいという障害です。つまり、うつ病は周りに原因があるのに対して、発達障害は自身の中にうつとなってしまう原因が隠れているのです。

 最初に自分が発達障害だと分かったときはかなり落ち込みましたが、それまでうつ病に効くお薬をいろいろ試してもあまり効果がなかったのは、そういうことだったのかと少し安心した部分もありました。もし、今うつ病と診断されていてお薬も飲んでいるけれど、あまり良くなっているように感じないようなら、発達障害を疑ってもいいかもしれません。

 現在は精神科とTMS治療(磁気刺激治療)を受けていますので、またどんな変化があったかをお伝えしていきたいと思います。ちなみに、TMS治療は以前にも受けたことがあったのですがその時はあまり効果がありませんでした。後で分かったことですが、TMSもうつの人への当て方と発達障害の人への当て方では全く違ったようです。うつの人の場合は脳がより活発に働くように促し、逆に発達障害の人の場合は、脳がリラックスするように当てなければならないようです。もしTMSを受けようと思っている方がいらっしゃるなら、まずは脳波を測ってもらってから治療を開始することをお勧めします。