信頼すれば心配してくれないと言われ、心配すれば信頼してくれないと言われる
人はわがままだから、全く心配されないのも嫌だし、全く信頼されないのも嫌なのだ
もちろん中には、心配されたくない自信家や、信頼され過ぎると不安に感じる人もいるだろう
ただ、意外に多くの人は相反する二つの気持ちを持ちつつ、そのバランスを保って生活している
時にはそのバランスが崩れて、その矛盾の中で自分の本当の気持ちが分からず、身動きが取れなくなることもある
兎にも角にも、やはり人は信頼してもらえると嬉しいものだ
だから、信頼しているなら、なるべくきちんと信頼していると声に出して伝えよう
また、それに根拠をつければ、相手の不安を軽くすることができるかもしれない
逆に心配している時は、その思いを伝えることも、根拠も言うべきでない
心配を口にすれば、相手を不安にさせるだけだ
あえて大丈夫だと言ってみると、自分自身も落ち着いて、良い結果に繋がるかもしれない
人によって受け取り方は違うから、みんなに当てはまるような魔法の言葉はないだろう
それでも、自分の想いを上手に伝え、相手を成功に導く言葉を模索していきたい