彼らは誰かが失敗するのを、ハイエナのように狙っている。
彼らは一瞬の隙も見逃さない。
彼らは急所や傷つきやすい箇所から襲う。
彼らは強きものに阿り、常に安全な場所にいる。
彼らは心臓を喰らいながら、「少ししか食べていないから大丈夫だ」と言う。
彼らは「みんな」と「わたしたち」を多用する。
彼らは周りの顔色をうかがいながら、周りに遅れないように行動する。
彼らは自分の言ったことを覚えてなどいない。
彼らは優しい顔をして毒を吐く。
彼らは自分に良識や義理と人情があると思っている。
彼らは飽きっぽいが頑固だ。
彼らは自分が目立つことばかり考えている。
彼らは自分がユーモアに溢れていると思っている。
僕は彼らと距離を取るためにあえて離れている。
僕は彼らに「本当にそれをあなたたちが言わないといけないのか」と問いたい。
僕は彼らと同じ土俵に立つ愚を犯さないようにしたい。
僕は本当に優しい世界を見てみたい。
聖人ぶるのはやめて、自分も間違っているかもしれないと慎重になって、思いやりをもって行動したい。