自分は何も被害を受けていないのにも関わらず、過ちを犯した人を見ると、嬉々として責め立てるような人がいる。
このような罪を憎む心はあるが、自分の立場を理解していない人は、自分は正しいと思っているがゆえに余計に厄介だ。
そういう人たちには、過ちを許す度量の広さを持ってほしいと思う。
また、その人のいないところで、間違いを指摘している人もいるが、それはただの陰口だ。
この世を美しくしたいと思っているのに、自分自身がこの世の汚点となっているような愚か者にはなりたくないものだ。
過ちを犯さない人などいないのだから、人として尊重し合い、互いに正しい道を示し合って、共に成長していくのが理想の姿だろう。
智者の一失愚者の一得の言葉どおり、自分が絶対に正しく、相手が絶対に間違っているということはありえない。
誰かを知らないうちに傷つけるようなことがあってはならないし、誰かに無駄に傷つけられるようなこともあってはならないのだ。
相手だけでなく自分にも厳しさと思いやりを持って生きていきたい。