うつの心を震わせろ〜成功への道標〜

人生について真剣に考えてみる メルカリショップにて著書「作麼生」を出品中です

そこから見える世界

一度でも死にたいと思ったことのある人と、一度も死にたいと思ったことのない人とでは、明らかに価値観が違う。

どちらが良いとか悪いとかいうことは無いが、そこにはけっして分かり合うことのできない、とてつもなく大きな溝があるように思う。

それは名作映画を観たことがあるかどうかよりも、もっと大きな溝で、それだけ衝撃のある感情が起こったかどうかの違いなのだ。

死にたいなんて思わずに死ねたらそれに越したことはないのかもしれないが、死にたいと思ったことがあるからといって、人生に失敗したわけじゃない。

死ぬよりも生きる方がよっぽど勇気が必要だと感じたことはけっして無駄にはならない。

その経験を得たことで、人間的に深みを増し、より生きていることに感謝できるようになる人もたくさんいるはずだ。

でも、まだそんな気持ちになれない、死にたいけど生きたいと思っている、宙ぶらりんな気持ちの人も少なからずいるだろう。

ただ、その人たちも、とにかく今この瞬間を必死に生きているんだ。

だったら結局は、自分の人生をどう楽しむかが重要で、より楽しんだ者が勝ちなのさ。

昨日を悔やんで今日何もせず明日に怯えるよりも、昨日は忘れて今日を楽しみ明日を迎えに行こうじゃないか。