高校生の時、勉強や友達関係で悩み、不登校になった
しんどくて投げ出すのは、逃げているのだと自分を責めていた
周りにいる人みんなが敵のように思えて、また自分でも自身を目の敵にして追い詰めていた
何とかしなきゃと考えれば考えるほどしんどくなった
体に心が追いつかない状況が続いて、だんだん体もしんどくなっていった
昔から自分のキャパを超えるとすぐにパンクしてしまう
不安なことをいくらでも思いつける天才だと思えるほど、不安だった
将来のことを今までの人生から想像したら、未来はどうやら明るくないみたいに思えた
そして、逃げて逃げて、息が切れても、まだ胸が締め付けられるくらい追い詰められて、飛び降りそうになった
こんなはずじゃなかったのに、どうしてこうなったんだろうと人生を振り返って涙した
嫌なことは星の数ほどあったのに、良いことなんて一つもなかった
良いことのレベルが高いと言われればそうかもしれない
でも、それだけ自分なりに頑張って生きてきた
辛酸を舐めた分だけ、人は幸せを願うものだ
そして、苦しまなかった人間は、きっと最高の幸せを掴めない
だから、納得いかずにまだ良いことを追い求めてる
諦めもカッコも悪いけど、まだしんどいけど、それでもまだ追い求めてる
自分を責めなくていい
良いことのレベルを下げなくていい
だから、逃げなくていい
人は責められたり失敗するから逃げるのだ
この世に逃げ道なんてない
どんな生き方をしても、人の道を外れなければ、後ろ指を指されるいわれはない
良いことが本当に無いのか、最後まで確かめるために、夢見心地で生きていこう