緊張するのは、相手やその場面を大切に思っている証拠である
例えば、初対面の人や大きな大会で緊張するのは、やはりそれらを大事に思えばこそだろう
逆に最初から少しも緊張しないのは、相手や場面に対して、大したことがないと思っているのかもしれない
ただ、何度も会っている人や同じような場面で未だに緊張するのは、自分をまだ曝け出せていない可能性が高い
よほど自分に自信があるか、かなりの能天気ならば話は別だが、自分を曝け出すのは、普通、とてつもない勇気がいる
自分の能力の全てを見せられなかったらどうしよう、見せてもそれが受け入れられなかったらどうしよう、など不安は沢山出てくるだろう
その中でも特に大きな不安は、相手との今ある関係が壊れたらどうしよう、というものだと思う
でも、本当の自分を見せて壊れるような関係ならば、最初から壊れているのと同じだ
だから、自分を信じて思いっきり自分を曝け出せばいい
また、緊張する場面は、どうしても失敗をイメージしてしまうような場面だろう
しかし、闘う前から負けることを恐れていては、勝てるものも勝てなくなる
緊張するのは、相手や場面を大切にすることだから構わないが、緊張し過ぎて自分を大切にすることを忘れてはいけない