俺は昔から、やらなきゃいけないと決められたことは、何が何でもやらなきゃいけないと思っていた
それが案外大変でしんどいことなのに、やって当然なんだと思っていた
周りを見てもできている奴とできてない奴の両方がいたけど、やっぱりできている奴と肩を並べていたかった
でも、その考え方は真面目すぎてカタいってことに今更ながら気付いた
確かに人として守らなければならないこと、しないといけないことはあるけれど、完璧であろうとし過ぎていては絶対に心も身体ももたない
真面目なのはいいことだけど、休憩時間ですら真面目だと人間として面白くない
本当の自分はもっとおちゃらけていて面白いのに、素を出すのが怖くて真面目の仮面をかぶりっぱなしだ
嫌われたらどうしようとか、素の自分を見せて否定されたら、なんて考えなくていいんだと思う
全人類に嫌われても、自分らしく生きていたい
全人類に好かれても、本当の自分を出せないまま死ぬなら生まれてきた意味はないと思うんだ