その考えもいいね、あっそれもありだね、みんなが正解だよ、なんてふざけた意見がある
そういう奴らは言う
正しいを決めると間違いが生まれ、間違いだと思わない連中と正しい連中の争いが生まれると
だが、それでいいのだ
人類はそうやって何が正しいかに立ち向かい何が正しいかを証明してきた
逆に明らかに間違っているのに、正しい者が間違っている者と平等に扱われる方がよっぽどどうかしている
とはいえ、どちらが間違っているのか一概には言えない状況ももちろんあるだろう
そんないわゆる正義と正義のぶつかり合いもある
未来にならなければ答えが出ない問題、過去を振り返ってもどちらが先に手を出したか分からない状況などにおいては、お互いに譲れないこともあるのだ
だが、だからといって何でもかんでも正しいなんてあり得ないことを言うもんじゃない
平等の意味をはきちがえている
何が正しくて何が間違っているか、どうしてそれが正しくてどうしてそれが間違いなのか
それをはっきりさせることで、正しい者が生きやすい平和な世の中になると俺は信じている