幸せの価値観と不幸の価値観のバランスがおかしい人が結構いる気がする
同じくらいのことでも、なぜか幸せは小さく、不幸は大きく感じているように思うのだ
例えば、100円を拾ったのと落としたのを考えて見てほしい
この場合、どっちが印象に残るだろう
たぶん100円を落とした方ではないだろうか
確かに、幸せの数と不幸の数は、決して同じでない
不幸の数が圧倒的に多いと思う
だからといって、別に大したことがないことにも幸せを感じるべきだと言うつもりはない
ただ言いたいのは、不幸ばかりをあまりにも大きく受け止めていないか、ということである
数だけで判断するのではなく、質も含めて判断すべきだ
数と質で考えられれば、幸せを感じることが増えるだろう
また、不幸が重なれば、誰だってその分の幸せを求める
だから、不幸のあとに幸せがあっても当然だと思ってしまい、幸せだとは思わないのだろう
そこで、不幸は不幸で置いておいていいから、幸せとは切り離して考えることで、今まで感じることのできなかった幸せを感じられるのではないだろうか
つまり、今まで一つの帳簿で管理していた、幸せと不幸の帳簿をそれぞれ作ればいい
そして、幸せと不幸の数が異なる以上、本来幸せと不幸の単位も違うのだから、その二つの帳簿は死ぬまで合算する必要はない