人を愛するのは、その人の顔や性格、才能、あるいは声などの、部分でしか愛せないと思われがちだ
だから、「私のどこが好き」や「どこか嫌いな所ある」などの質問が成立しているのだろう
とは言え、こういう質問の時、なぜ外見のことを言うと悪く思われ、中身を重視すべきだと言われるのだろうか
確かに、見た目を変えるのは難しい
でも、性格を変えるのだって難しい
だから、外見も中身も同じように扱うべきだと気付いて欲しい
そして、どちらも変えるのは難しいが変わりやすい
では、変わらぬ愛とは存在しないのか
いいや、そうは思わない
大切なのはその人との思い出であり、自分が相手にしてきた行為だ
なぜなら、それだけは変わりようがないからだ
ただ、共に楽しい時間を過ごしたという事実だけで、愛するには十分なのだ