何でもいいよって言ってしまう。
悪く言えば自分が無い、良く言えば許容力があるということになるのだろうか。
でも、やはり自分のこれだけは譲れないという強い思いみたいなものは持っていたい。
そうしないと、流されて流されていつの間にか、自分の全くなりたくない自分になっているかもしれないような気がするんだ。
人を大切にして、自分の目で正邪を見極め、その信念のもと行動しなければならない時は行動できる人になりたい。
その想いを強く抱いて、時に濁流に飲み込まれようとも、その一本の綱だけは離したくない。
万が一離してしまったら、自分が自分でいられなくなるような気がする。
他人に対して寛容であることは素晴らしいが、自分というフィールドをきちんと保っていよう。
それが大き過ぎれば自己中心的だし、小さ過ぎれば惨めだ。
ちょうど良いというのが一番難しいが、それを目指して生きていこう。
日々、自分は尊大でないか、卑屈でないかを確認しながら、一人の人間としての幅を守っていきたいものだ。